こんにちは、ノイです。
僕は今、仕事に喜びを感じながら生きています。もちろん困難もありますが、それも含めて楽しんで仕事をしています。
しかし以前は違いました。仕事で何をするかは関係なく、仕事そのものに絶望していました。
今日はそんな僕を変えてくれた一冊の本をご紹介します。
目次
本を読むまで仕事に絶望していた
ご紹介する本は「生きる喜びは、仕事とともにある。ヒルティの幸福論」です。
今の仕事がうまくいかなかったときに嫁が薦めてくれて読みました。
仕事はつまらなく辛いという思い込み
当時は「仕事はつまらないもの」「仕事は辛いもの」と思い込んでいました。
幸せで楽しいと思えるものは、いつも仕事以外のこと。
仕事をせずに遊んで暮らせたらいいのにと本気で思っていました。
みんな我慢しているから自分も我慢しなければ
でも周りを見渡しても、仕事をせずに遊んで暮らしている人は見当たりません。みんな我慢して仕事をしながら、仕事以外の時間を楽しんでいるように見えました。
楽しく幸せなことは仕事以外の時間にある。だから辛くてつまらなくても我慢して仕事をしなければ。
[st-kaiwa1]暗い気持ちで日々を過ごしていたときに、この本に出会いました。[/st-kaiwa1]
訳者解説に書かれている4つのこと
今回は「訳者解説」の数ページのみご紹介します。なぜなら本編に書かれていることは、概ね他の書籍に書かれている内容のいいとこ取りなので・・・
これらの書籍を読み込んでいれば本編の内容は解説不要ですし、本編を読んでも本当の意味で内容を理解するのは難しいです。
上にあげた3つの書籍はどれも大切なことが書いてあるので、興味のある方は読んでみてください。
[st-kaiwa1]ストレングスファンダーは書籍を読むというより、自分の強みを知るためにテストを受けてみてほしいです[/st-kaiwa1]
人生で一番長く使う時間を幸せに過ごす
まず「幸せを感じる時間を増やす」にはどうしたらいいかが書かれています。
それは人生で一番長く使う時間を幸せに過ごすことです。
睡眠以外で一番長く使う時間は、仕事の時間である方がほとんどです。
[st-kaiwa1]単に経営者やサラリーマンだけでなく「家事」「育児」など自分がメインで担当する役割は仕事ですよね。[/st-kaiwa1]
仕事以外の時間だけを幸せと考えてしまうと、人生の多くの時間が辛くつまらないものになってしまいます。
仕事の内側に入る
ではどうしたら仕事の時間を幸せに過ごすことができるのでしょうか。
それは「仕事の内側に入る」ことだと書かれています。
仕事の内側に入るには「他人からやらされる」のではなく「自分で選んでやる」ことが大切だと感じます。
仕事を創り出すことはもちろん内側に入りますが、既にある仕事にどう取り組むか意識するだけでも十分内側に入れます。
はじめから評価を求めては幸せになれない
訳者解説の中に「ヒツジは食べた草を吐き出して見せたりしない。ただ消化して乳を出すだけ。」という言葉があります。
頑張ったか(食べたか)どうかではなく、結果(ヒツジなら乳を出す)で周りを納得させればいいという考え方です。
[st-kaiwa1]「自分はこんなに頑張っているのに」とはじめから評価を求めているようでは、幸せになるのは難しいですね。[/st-kaiwa1]
幸せとは状態ではなく心構え
幸せな状態と聞くとどんな状態を思い浮かべるでしょうか。経済的に裕福な状態、時間を自由に使える状態など、十人十色で人それぞれ。
しかしその状態を幸せと決めてしまうと、そうでないときは不幸になってしまいます。家族と何気なく過ごす時間や、一人で歩いているときに道端で見つけた一輪の花に幸せを感じることもあります。
大切なのはある状態を幸せと決めてしまうのではなく、どんな状態でも幸せを感じることができる心構えをつくることではないでしょうか。
まとめ:仕事に絶望している人に薦めたい
本を読み終えて、仕事に生きる喜びを見出すことができました。生きる喜びは、仕事とともにある。ヒルティの幸福論はこんな方にお薦めしたいです。
- 仕事を続けることに苦痛を感じている
- 仕事が辛くつまらないと感じている
- 仕事せずに遊んで暮らしたい
- 幸せがなんなのかわからない
本を読んで受ける印象は人それぞれなので、僕と同じように感じるかはわかりません。でもこの本で僕が仕事に対する想いが変わり救われたことは事実です。
1人でも多くの人が仕事を通じて人生に喜びを感じられますように。そんな想いでこの記事を執筆しました。
[st-kaiwa1]最後までお読み頂きありがとうございました。[/st-kaiwa1]