多くの人が生活する街中では一番明るい一等星は見えても、それ以外は目をこらしてもなかなか見えません。
電車の駅やコンビニ、街灯がひしめく都会では「星空を見よう」という子どもの宿題も満足にできないですよね。
小さな頃に北海道の赤井川村で宿泊したことがあるんですが、そのときに見た満天の星空は今も目に焼きついています。
子どもたちにも満天の星空を見せてあげたい!

ノイ
そんな想いで京都から車で行ける距離の星空を調べたところ、奈良県と和歌山県の境にある鶴姫公園展望台に行き着きました。

妻
大変だったけど行く価値あったよね!
目次
鶴姫公園展望台の場所
鶴姫公園展望台は、空海・金剛峯寺で有名な高野山から車で30分ほど南に走ると到着します。
周りには宿泊施設やコンビニなど何もないので、天体観測で夜を明かすなら食べ物や飲み物は準備していくとよいでしょう。
展望台にトイレはありますが新型コロナウイルスの影響か閉鎖されていたので、用を足してから行った方が安心ですね。

妻
本当に真っ暗で何もなかった・・・
少しでも明かりがあると星は見えにくいからね。

ノイ
奈良県、大阪府どちらのルートがいいか
京都市から鶴姫公園展望台までルート検索すると、奈良県と大阪府の2つルート候補が出ます。
目安の時間は奈良県ルートが20分ほど多く検索結果には表示されますが、奈良県ルートはせまい山道が長く続くため運転に慣れていない人にオススメできません。
行きは何も考えず奈良県ルートを通りましたが、帰りは広い道の大阪府ルートで帰りました。
真っ暗な山道めっちゃ怖かった・・・

ノイ

妻
奈良観光したときも、一度大阪を経由した方が安心だね。
奈良公園を観光し鹿とご対面
高校生の修学旅行で見たわが物顔で歩く鹿たちを子どもたちに見せたくて奈良公園へ。
鹿せんべいを買うとすごい勢いでせまってくるので、今回は遠目に見てるだけ。

春日大社を往復したあたりで子どもたちが力尽きてしまったので、東大寺はまた今度。

ノイ

妻
(鹿のフンと獣臭、めっちゃ臭かった・・・)
橋本市のスーパー銭湯で休憩
鶴姫公園展望台の周りは本当に何もないため、お風呂も済ませてから向かうことに。
高野山までの道のりは長いので、山道の手前にある集落・橋本市のスーパー銭湯「きらくゆ」へ。
奈良県ルートも橋本市までは広くスムーズで、橋本市から高野山までが険しい山道。
露天風呂やジェットバスを楽しみ、コーヒー牛乳で運転の疲れを癒します。

(ガチャまわしすぎたな・・・)

ノイ

妻
子どもたち喜んでたし、たまにはいいんじゃない?
展望台から撮れる星空

撮影が下手すぎて残念な写真ですが、肉眼だとまさに星降る夜のペルセウス座流星群!天の川の時期にも行ってみたい。
展望台近くにも数台ぶん駐車場があるので、停められたら歩く距離が短くてラッキー。
アンラッキーだと展望台まで1キロメートルほど歩くハメに・・・

妻
天気はあいにくの曇りで、満天の星空が見られたのは少しだけ。
一瞬でも子どもたちが見られたのはよかったよ!

ノイ
一眼レフと三脚で星空写真
星空を撮れるスマホがあるとも聞きますが、王道はやはり一眼レフやミラーレス。
子どもが生まれたときに買ったけどほぼ活用できていないCANON EOS kiss X4のキットレンズで撮影しました。
- シャッタースピード 20秒
- ISO感度 6400
- F値 4.5
- 三脚を使用
- 気合でマニュアルフォーカス
- 手ぶれ補正オフ
カメラあまり詳しくないんですが、星空を撮影するにはシャッターが開く時間を長くする必要があるようです。調べたサイトでは15秒から20秒くらいで撮ることが多いとか。
日常ではオートフォーカスで撮影する対象にピントを合わせてくれますが、今回はシャッターを切るときに合わせたピントがズレないよう手ぶれ補正(スタビライザー)オフにしてマニュアルフォーカス。
F値は変更できるのかよくわからなかったのでそのまま。
高価な良いレンズならもっと綺麗な写真が撮れるみたいですが、まずは基本のスキルを身につけないと持ち腐れなので。
20秒動かないのは無理なので、もちろん三脚を使います。

ノイ

妻
出かける時バタバタして持っていくの忘れたから、道中のショッピングモールで2000円で買ったやつね。
高野山で車中泊もできる
鶴姫公園展望台から高野山までは道路が広いので、天体観測した後は高野山まで楽に戻れます。
高野山にコンビニはありますが、さすがに都会ではないので夜10時頃には閉店。
トイレつきで24時間無料で利用できる駐車場もあるので、車中泊にオススメ。
高野山は標高800メートルほどあり平地より気温が5~7度低いため、真夏の車中泊もそれほど寝苦しくないかと。冬は凍えそう。
うちの車はせますぎて車中泊は無理だった・・・

ノイ

妻
結果日帰りになったけど楽しかったよ。
一生に一度は見てほしい満天の星空
今回子どもたちに満天の星空を見せたいと思ったのも、小さな頃の自分の体験がキッカケ。
「写真で見たことがある」と「実際に体験した」では、記憶の残り方も感じる想いも変わってきます。
都会では決して見ることのできない満天の星空を、明かりのない山奥で存分に楽しむのも良い体験ですよ。

妻
次は晴れた日に行きたい!
(写真も上手く撮れるようにならんとな・・・)

ノイ